活版印刷のぬくもり アメリカ文学をめぐるエッセイをまとめた『ロケットの正午を待っている』(2016)は、「ホロコースト」と現代小説の距離という、そのテーマの重たさもさることながら、本文すべてを金属活字活版で印刷していただいたことでも、とても思い出ぶかい一冊です。【版元の紹介ページ】https://www.minatonohito.jp/book/313/