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【近刊】『環境人文学 I & II』(勉誠出版)

同僚の山本洋平さんが尽力された論集『環境人文学 I & II』(野田研一・山本洋平・森田系太郎編著)が、勉誠出版よりまもなく刊行されます。石牟礼道子、細野晴臣、伊藤比呂美、鳥飼玖美子、管啓次郎、ウルズラ・K・ハイザ……と充実の顔ぶれに驚きながらも、真に注目すべきは、そうしたさまざまな「声」がいかに互いに呼応しているかという、編者たちの仕事でしょう。各巻の副題は、それぞれ「文化のなかの自然」と「他者としての自然」とあり、私は第II巻に、ピンチョン論「ミッキー・ウルフマンなんか怖くない:オオカミ/パラノイア/『LAヴァイス』」を書かせてもらいました。

環境人文学という、新しい「学」の魅力がつまった豪華2巻本、ぜひご期待ください!